現代は、住まいは寝起きするところであり、友と語るのは近くのファミレスかマック、それともゲーセン。食事は加工済の冷凍食品をチンして個々に済ませている。買い物はインターネットでペイペイ払い。遊びは、同じ趣味を持つ仲間とつるみ、家族それぞれは、別々にしたいように生きている。そして、みんな、高校、大学、就職、結婚と同じような道を歩いて大人になってゆく。今の若者は、みんな同じ顔に見える。それぞれに個性的な服装や髪型をしているけれど、何故か同じように見える。個性があるようなないような…?
菅田将暉さんが、二十歳の若者たちに一言、と乞われて、「一つのことを辛抱強く続けていける大人になってほしい」と言っていましたが、なかなか名言だな、と思いました。いつか花が咲いた時、何かが生まれるかもしれないと思いました。(矢尾板)