佐藤進 さとうすすむ
生年月日/昭和27年8月8日
伝統工芸士・江戸指物協同組合理事長
好きな品物/組み立てもの(見台など)
高校卒業後、父・佐藤勝巳に弟子入り。三代目。梨園の楽屋鏡台や邦楽関係の道具を得意とします。祖父は佐藤徳太郎で、桑樹匠で名を馳せた前田桑明の弟子でした。今の暮らしに生きる指物を作ることに努力しています。
平成22年、東京マイスター認定。
〒110-0015
東京都台東区東上野5-18-6
Tel.Fax 03-3844-3433
●( 今も大切にしている) 親方からのメッセージ
使う人に親切に作るように言われました。
●思い出に残る仕事( お客様とのエピソードなど)
仕事を始めて間もない20歳過ぎの頃、楠の材料で八足机を作って展示会に出しました。その時、親方である親父から削りがうまいと仲間内の人が褒めていたよと聞いて嬉しかったことがありました。
主な作品
■合曳 キリ・クワ材 木地 W210×D130×H115㎜
古くより邦楽で使用する正座用の携帯椅子で組み立て式。白い桐の柾目に茶色の桑で縁取りしているのは、補強が第一の役割だが、飾りとしても洒落ている。